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下部内視鏡検査とは経肛門的に内視鏡を挿入し直腸から盲腸(回腸)まで観察する検査です。
- 下部内視鏡検査の注意点
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- 【検査前々日】
- 工夫:通常は検査前日に食事制限しますが、検査前々日の食事から大腸に食べかすが残らないような食材を食べるように心掛けましょう。
- 【検査前日】
- 大腸の内視鏡検査を行うには大腸の中をきれいにする必要があります。
検査予約時の説明に従って準備してください。 - 【検査当日】
- (朝までに一度も排便がない場合には座薬を使用した上で)腸の動きを良くする薬を内服していただきます。
検査当日朝までに排便回数が5回以上ある場合には当日下剤(当クリニックはニフレックを使用)は500mlでもかまいません。
5回未満の場合には当日残りのニフレックを全量飲み干してください。
飲み終えてから3時間以上経過してから自宅を出てクリニック受付までお越しください。 - 【検査後】
- おなかが張りますのでガスを出してください。
検査後の食事は消化の良い刺激の少ないものを食べてください。
無痛性(鎮静下)内視鏡検査の場合、点滴から鎮静剤の動きを中和する薬を注射します。
検査後、点滴をしながら1−2時間クリニックで横になって安静にしていただきます。
鎮静下内視鏡検査を行った場合には2−3時間浮遊感が残ることがありますので可能であればご自宅で安静にしてください。