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内視鏡の太さの比較
- 上部内視鏡検査とは鼻もしくは口から内視鏡を挿入し食道、胃、十二指腸の病変の有無を観察するために行う検査です。
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内視鏡の太さの比較
血圧検査機にて血圧を測ります。
【図1】
【図2】
【鼻腔】
【口腔】
麻酔が残っているため、1時間飲んだり食べたりできません。
検査中に撮った写真をみて頂きながら説明をします。
組織を取った場合は、10日後以降、結果を聞きに来てください。
検査当日
食事を抜いてください。
検査後
バリウムによる胃がん検診よりも胃カメラによる胃がん検診の方がよいのではないか
某健診センターでの上部消化管検査の現状
上部消化管検査により見つかった“がん”(H19年度全国平均と比較)
バリウム | がん(率) | 胃カメラ | がん(率) | 計(胃カメラ比率%) |
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|
H19年度 | 12345 | 5(0.041) | 102 | 1(0.98) | 12447(0.82) | |
H20年度 | 14537 | 7(0.048) | 354 | 1(0.28) | 14891(2.4) | |
H21年度 | 13372 | 10(0.067) | 446 | 1(0.22) | 13818(3.2) | |
計 | 40254 | 22 (0.055) | 902 | 3(0.33) | 41156(2.2) | |
全国平均データ H19年度 |
1043222 | 488(0.047) | 211821 | 633(0.30) |
バリウムによる胃がん検診と胃カメラによる胃がん検診の比較の結果
バリウムによる胃がん検診よりも胃カメラ検診が優れていることが明らかである。
しかもバリウムを誤嚥したり放射線被曝することもありません。
経鼻内視鏡検査であればさらに楽に受けられます。
・胃がんの好発年齢は・・・
50歳以上で96.6%
55歳以上で95%
60歳以上で86.3%を占めます
50歳を越えたら胃がん検診のためには胃カメラを受け
ピロリ感染が認められた場合には除菌を行うとともに
定期的なフォローアップが望ましい。
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)は、現在日本では、40歳以上の半数以上の方がピロリ菌に感染しているといわれています。ですが、その多くがほとんど症状がなく、一部の人に発生します。
通常、胃の中は強い酸性のため、菌などが生息できないと思われていましたが、ピロリ菌は、強い胃酸の中で生きることができるのです。
ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんの原因になることがわかっています。ピロリ菌の感染診断や除菌治療、胃がんのリスクがあるのか知りたいという方は、まずご相談ください。