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上部内視鏡検査(胃カメラ)

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上部内視鏡検査(胃カメラ)

  • 内視鏡の太さの比較

上部内視鏡検査とは鼻もしくは口から内視鏡を挿入し食道、胃、十二指腸の病変の有無を観察するために行う検査です。

検査の流れ

血圧検査機にて血圧を測ります。


  • 【図1】


    【図2】

  • 【鼻腔】

    • 両方の鼻腔にスプレーをして、鼻腔を広げます。(図1)
    • 胃内の泡や粘液を除去し観察がしやすくする液を80ml服用します。
    • 検査台に横になり、通りのいい方の鼻腔にのみ痛み止めのゼリーを入れます。
    • 痛み止めを塗った細い軟らかい管を鼻腔に9cm入れて、1分間留置し、抜去します。(図2)
    • 先ほどより少し太い軟らかい管を同じように入れて、5分間留置し、抜去します。(図2)
    • 身体はしっかり左横向きとなり、医師が鼻腔より内視鏡を挿入します。
      鼻腔を通ったら、しゃべる事、モニターを見る事ができます。
  • 【口腔】

    • 胃内の泡や粘液を除去し観察がしやすくなる液を80ml服用します。
    • のどの奥に痛み止めのゼリーを5ml入れます。1分間ためた後飲み込みます。
    • 検査台で左横向きになります。
    • マウスピースを口にくわえ、医師が口腔より内視鏡を挿入します。
      口にたまった唾は飲み込まないで外に出してください。
    • *検査時間は10~15分程度です。
    • *検査時、胃の中に空気を入れて観察するため、げっぷを我慢してください。
    • *検査中、異常があった場合、色をつけて観察したり、組織を取ったりします。 痛みなどはありませんので安心してください。

検査後

麻酔が残っているため、1時間飲んだり食べたりできません。
検査中に撮った写真をみて頂きながら説明をします。
組織を取った場合は、10日後以降、結果を聞きに来てください。

上部内視鏡検査の注意点

検査当日
食事を抜いてください。

検査後

  • 喉の麻酔が切れるまで飲食はしないでください。
  • 無痛性(鎮静下)内視鏡検査の場合、点滴から鎮静剤の動きを中和する薬を注射します。
    検査後、点滴をしながら1−2時間クリニックで安静にしていただきます。
    鎮静下内視鏡検査を行った場合には2−3時間浮遊感が残ることがありますので可能であればご自宅で安静にしてください。
よくある質問(FAQ)

バリウム検査と胃カメラ 検査の比較

バリウムによる胃がん検診よりも胃カメラによる胃がん検診の方がよいのではないか
某健診センターでの上部消化管検査の現状

上部消化管検査により見つかった“がん”(H19年度全国平均と比較)

  バリウム がん(率) 胃カメラ がん(率) 計(胃カメラ比率%)
外観
H19年度 12345 5(0.041) 102 1(0.98) 12447(0.82)
H20年度 14537 7(0.048) 354 1(0.28) 14891(2.4)
H21年度 13372 10(0.067) 446 1(0.22) 13818(3.2)
40254 22 (0.055) 902 30.33 41156(2.2)
全国平均データ
H19年度
1043222 488(0.047 211821 633(0.30  
  • 胃カメラ検査のほうがバリウムによる胃がん検査よりも胃がんの発見率ははるかによい。
  • バリウムによる胃がん検査によるがん病変の指摘は約半数で、残りは偶然、別の部位に見つかっていました。
  • バリウムによる胃がん検査により指摘されたがん病変はすべて進行がんで早期胃がんは1例もありませんでした。
  • 胃カメラ検査で見つかった胃がんのうち2例が早期胃がんでした。
外観

バリウムによる胃がん検診と胃カメラによる胃がん検診の比較の結果
バリウムによる胃がん検診よりも胃カメラ検診が優れていることが明らかである。
しかもバリウムを誤嚥したり放射線被曝することもありません。
経鼻内視鏡検査であればさらに楽に受けられます。

胃がんの早期発見のために

—・胃がんの好発年齢は・・・

  • 50歳以上で96.6%
    55歳以上で95%
    60歳以上で86.3%を占めます

  • 仕事を退職してから胃がんは増えてきます。
  • 胃がん好発のハイリスクグループはわからないのか?・・・
  • 萎縮性慢性胃炎を背景に
    胃がんは発生しやすい

50歳を越えたら胃がん検診のためには胃カメラを受け
ピロリ感染が認められた場合には除菌を行うとともに
定期的なフォローアップが望ましい。

経鼻内視鏡検査と経口内視鏡

経鼻内視鏡検査のメリット
  • 麻酔が比較的少量のため、体への負担が比較的少ないです。
  • スコープが細いため、挿入時の痛みや嘔吐感が軽減できます。
  • 検査中に会話ができます。
経鼻内視鏡検査のデメリット
  • 挿入時に鼻粘膜を傷つける恐れがあるため、鼻の疾患がある方は避けたほうがいいです。
  • 検査時に、ポリープ切除や細胞採取などの処置が行えません。
経口内視鏡検査のメリット
  • ライトが明るいため、病変部分が経鼻内視鏡よりもより鮮明に確認ができます。
  • 検査時に、ポリープ切除や細胞採取などの処置が行えます。
経口内視鏡検査のデメリット
  • 挿入時の痛みや嘔吐感、苦しさなど不快感があります。

ピロリ菌

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)は、現在日本では、40歳以上の半数以上の方がピロリ菌に感染しているといわれています。ですが、その多くがほとんど症状がなく、一部の人に発生します。
通常、胃の中は強い酸性のため、菌などが生息できないと思われていましたが、ピロリ菌は、強い胃酸の中で生きることができるのです。
ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんの原因になることがわかっています。ピロリ菌の感染診断や除菌治療、胃がんのリスクがあるのか知りたいという方は、まずご相談ください。


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